2008年12月11日

ヨーロッパのニュース:相変わらずのギリシャ政情不安定

ご存じの通り、ギリシャは地中海文明のルーツで世界の歴史に大きな影響を与えた国、地域です。
古代から各ポリス間では戦争が絶えず、ペルシア帝国に対しては同盟を結びますが、勝利後は
再び内戦状態でギリシャ全体が荒廃してゆきます。
ところで、現在のギリシャ人はその後バルカン半島北部から南下してきた人々との
混血が進んでいるため、古代とは人種的にはかなり違っているようです

さて、時は下って19世紀、支配者オスマン帝国に対する反乱が起こり、
イギリスやフランスが介入して1829年に近代ギリシャは独立します。
その後もさまざまな戦争やクーデターが相次ぎ、王政あり、共和制ありが続き、
第二次世界大戦中はドイツ・イタリアに占領されます。
戦後はあわや共産国家になりそうになりますが、ユーゴスラビアとソビエトが対立したので
助かり、その後は軍事独裁政権時代を経て、1950年代になってようやく安定。
それでもキプロスを巡ってトルコとの対立が激化したり、左右中道王党まで入り乱れての
政治混乱。1975年の憲法(再)改正、1981年に欧州共同体 (EC)に加盟(10番目)、
社会主義政権が誕生したり、108年ぶりにアテネでオリンピックをしたり、
はっきり言って、ギリシャの政治はよく分かりません…
岩谷会長、今度ゆっくり教えてくださいちっ(怒った顔)






posted by nakai at 14:36| 京都 ☁| Comment(0) | ヨーロッパのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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