2009年06月17日

フランス語クラブ:鳥類学者のコルサンジュさん、新しい3人のフランス人を迎えて

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昨日(16日)19時から近鉄奈良駅近くのカフェ・ワカクサの2階で
奈良フランス語クラブ例会が行われました。
http://www.cafewakakusa.com/cafe_WAKAKUSA/MAP.html

最初に司会のPierreから若い2人のフランス人を紹介。
レティシア・ブッフLaetitia Boeufさんとレミ・サミュエルRemi Samuel君。

Pierre Silvestri:日本との出会いは?
Laetitia Boeuf:宗教に興味を持ちました。それと、テレビで日本語を聞いて響きが気に入りました。
Remi Samuel:小さい頃から日本に興味があった。お母さんと日本に2週間に滞在しました。
東京の高校にも1年留学しました。

PS:日本での経験はどうですか?
LB:外人をふつうの人間ではなく特別扱いするように思えました。
RS:もう日本に来て4年ですからね、最初の印象は忘れましたが、
最初東京の高校に留学したときは日本語出来ないとコミュニケーションが取れないし、
難しいので、むしろ嫌いになったくらいです。

PS:最後の質問です。将来はどうするのですか?
LB:留学を終えたあとは日本で働くのではなく旅行に来るほうがいいかな?
日本の企業で働くのは難しそうだし。もし気に入った会社で働けたら幸いなんだけど。
RS:卒業してからの仕事を日本で探したいと思います。
日本で生活を続けたいので。

PS:本日のメインゲストは鳥類学者のミシェル・コルサンジュMichèle Corsangeさんですが
この分野の人を紹介するのはフランス語クラブで初めてです!
歓談のあとにコルサンジュさんにお話を聞きましょう。

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PS:新しいゲストがやってきました。新しいダビッドDavidです。
常連だったもう一人のダビッドは1ヶ月前にフランスに帰りましたが。
David Smith:この近くで翻訳と語学学校をやってます。
ディジョンの出身です。
5年半ほど日本にいます。

PS:どうして日本に?
DS:小さいとき、アニメクラブ・ドローテで日本のアニメに親しみました。
18歳のとき半年寝たきりになって、そのときに日本語を勉強をしようと思いました。
最近もスペイン語とギリシャ語を勉強したし、語学は僕にとって重要です。

PS:同じ言語でも今度は鳥語に通じたミシェル・コルサンジュさんです。
どうしてフランス文学の先生が鳥類学者になったんですか?
Michèle Corsange:父が植物学者でしたので生物には親しんでいました。
道を誤ってフランス文学を教えることになりましたが、体を壊してから知り合いに勧められて
バードウォッチングをするようになり、そのおかげで体も良くなりました。
特に猛禽に興味を持ちました。大鷲が好きになったので、大鷲を見るためには
北海道かカムチャッカだし、そのために日本語を勉強し始めました。
タンチョウの専門家(タンチョウ保護研究グループ百瀬邦和理事長)に連絡したら
どうぞ来て下さいとのメールが来て、前回来日することになったのです。
http://www6.marimo.or.jp/tancho1213/
百瀬邦和博士を中心にタンチョウの生息数の調査と保護をしていて、
激減したタンチョウも2千羽に増えたのです。
実際にこの目でタンチョウや大鷲を見られてうれしかったです。
私も鳥に標識を付ける作業を手伝いました。
どうして鳥に興味を持つかですか?
それは鳥が美しいからです。一緒に飛びたい、私自身も自由で幸せだなと感じます。
崖の上から鳥が飛ぶのを見下ろすのですよ!

Ian Fookes:日本語を勉強していて、日本の自然をよりよく理解すると感じますか?
MC:はい、日本文学を読んでも自然と同じ感覚を得ます。
タンチョウは文学の中に出てきますし。
フランスでは人文系と自然科学が2つの違う分野で、同時にすることを信じてもらえません。
中世は一体になっていたのですけど。

IF:フランスで日本語を学ぶてどんな感じですか?
MC:日本で20年間住んだ人がアヴィニョンにいて協会を作りました。
日本語教室をやってます。
横浜出身の女性が先生です。

PS:鳥は神話によく出てきますのね。あなたの夢は何ですか?
MC:南アフリカに鳥を見に行きたいです。
あと一度みたい鳥がいます。
mergule nainという小さな鳥ではぱたぱたと跳ね飛ぶペンギンみたいです。

PS:猛禽類が好きなそうですが、その理由はなんですか?
MC:力強く、しかしイメージに反して攻撃的ではありません。
それに対してあおさぎやみみずくは獰猛です。
大鷲は雄大ですよ。
注意深く見守らなくてはいけません。
雪のように白い雛も可愛い。

Marlène Dubois:どうして英語のような国際的な言葉より日本語にしたのですか?
MC:英語は使う機会はありましたし問題なく話せます。
その後で日本語を勉強しようと思いました。

Question:日本での生活でショックとか驚きとかありましたか?
MC:親子連れで電車に乗ったとき必ず子供が座ることです。
これは子供を大事にする文化だとしても、お年寄りや体の不自由の人の前でも
若者が立たないことにショックを受けました。

Q:日本文学がお好きでよくご存じですよね?
MC:源氏物語、谷崎、漱石、村上春樹…。
しかし三島は英語を通じての重訳なので、英語とフランス語の違いから
ニュアンスがうまく伝わってないと思います(RS:三島が英語経由を望んだそうですよ)。

Q:鳥の研究は自然に続けられたのですかか、あるいは続けるための努力が必要でしたか?
MC:自然でしたね。

IF:庭造りも本を読むより実際にやらなきゃ理解出来ません。
MC:情熱は自然に、視覚から湧いてきます。
知識だけでないのです。
鳥に関してテーマは尽きないです。
一夫一婦と言われた鳥が種を残すために他の雄を受け入れることが分かったり。

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このあとも話はつきず。
はじめて参加したフランス人や日本人も交えて、議論/歓談は盛り上がり
いつものようにいつの間にか10時で、駅の入り口でもたむろしてました(^^;)

ミシェル・コルサンジュさんも大変満足しておられました。

次のフランス語クラブ例会はいつものように第3火曜日、次は7月21日(火)、
前週の14日(火)がパリ祭なので、またEU英語クラブにもフランス人を呼ぼうかな?
posted by nakai at 12:20| 京都 ☁| Comment(0) | フランス語&多言語クラブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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