こんにちは

今月は1月14日に英語クラブがありましたよー。年明け後、初めてですね♪
参加して下さった方々、ありがとうございました

今年もよろしくお願いします。
さて、今月のゲストはイギリスから、Hannah Bayleyさんが来てくださいました。
(やっぱり発音がきれいだった...さすがイギリス。)
彼女は現在キール大学で映画音楽と音響の研究をされていて、音楽の視点から様々な日本の超自然的ホラーとそのリメイクの分析をされているそうです。
今回は彼女のした発見について語って下さいました。
彼女の話の中で、最も私が興味を惹きつられたのは、「音楽の翻訳」という考え方です。これはある国の映画を他の国でリメイクするとき、セリフだけでなく、音楽も翻訳する必要があるということで、例えば、日本における恐怖の演出と、アメリカにおける恐怖の演出は違うという意味です。
文化が変われば、演出も変わるということですね
Hannahさんはそのことを、日本の「呪怨」とそのハリウッド版リメイク「The Grudge」を例に取って詳しく説明して下さいました。彼女によると、日本の映画音楽の特徴の1つはスコアに「沈黙(blunks and pausings)」が多いことだそうです。確かに彼女が例として挙げたシーンを比較すると、ハリウッド版リメイクでは、日本版では無音だった部分にも沢山の音が入っていました。なるほど!!!

お話の後は質問タイム。
Hannahさんに、彼女が最も「音の翻訳」が良く出来ていると思ったリメイク映画は何かと訊いてみると、"Dark Water(原題「仄暗い水の底から」)"という答えが返ってきました。一度観てみたいような、絶対に観たくないような...

さて、次の英語クラブは、
こちらに掲載
の予定です。詳細は後ほど!