みなさん、こんにちは!
今月の英語クラブでは、アメリカやオーストラリアで6年間滞在された韓国の心理学者、韓圭錫さんにお越し頂きました

話して下さったのは最近ニュースなどで取り上げられることが増えている、「幸福
」について。

人は皆幸せになりたがるものですが、そもそも幸福とはどんなモノなのか?何が人を幸せにするのか?なかなか興味深いお話でした。
本題に入るやいなや、「皆さんは1~7でどのぐらい幸せですか?」という質問をぶつけられ、みんな自分はどの位幸せなんだろうと頭を捻りました。集まった方々の答えを聞いてみると、5という答えがすごく多い(!?)これって7と答えられるのが良いの?いや、そうじゃない。必ずしもそうとは言えないんです。幸せというのは実はアイスクリームのようなものだそう。美味しいけど、すぐに溶けて無くなってしまう。だから、特に幸せな瞬間を考えに入れれば、5というのは全然数値として悪くないわけです。事実、彼自身も幸福度は
か
ぐらいなんだとか。それを訊いて思い返してみると、そう言えば以前何かの番組で悲しみ喜びもそれが続く時間の長さではなくて、その振れ幅の大きさで記憶に残る強さが決まるってやってたような...ってことは生活の中で幸福度の変動が大きいほど印象深くて楽しい人生になるんじゃないかなーなんて思いました。


その後も彼は幸せに関するのトリビアを次から次へと持ち出してきます。
「幸せは人生のゴールではないと思っている人程幸せになれる」
「自分の物を買うよりも他人に物を贈る人の方が幸せになりやすい」
...などなど。
本当に学者さんなんだなーと感じたのは、彼が必ずそれを証明する実験や統計を持ち出してくるところ。話の構成もどこか学術的で、面白かったです

「今回は時間が足りなくて、でも本当はまだまだ話すべきことが沢山ある」
というご様子でしたので、またいつかお話を伺える機会があるかもしれないですね♪
次回の英語クラブもお楽しみに
