2017年04月04日

ランデヴDEなら:中尾知美さんネパールでの1年間の教育支援を終えて〜Nepalの魅力を語る

ゲストは京都大学大学院生命科学研究科専攻の中尾知美さん。大学院を入学と同時に休学してネパールに10ヶ月間教育支援を行ってきた❣ 出席者に深い感動と印象を与えた3/17(金)の《ソワレDEなら》での録音。知美さんは学部(奈良女子大学)時代にEU協会に参加。人生の半分は海外で過ごす。

🗻ネパールと言えば?ヒマラヤ、仏陀の生まれた土地。そして多民族国家。そもそもどうして知美さんはネパールに行ったの?たまたまネパールの教育相を神戸案内した時にネパールの話を聞いて、その場で飛行機のTICKETを予約🎫 短期滞在したときに地震の影響もあり教育環境が悪いことを痛感…少しでも自分が出来ることがないか考え、入学したばかりの大学院を休学して、NPO e-Educationのネパール担当者として一人首都から遠く離れた山間部で現地でホームステイをしながら映像授業や英会話の授業を行う。停電等いろんな問題があったが小さいことでも積み上げていけたらと思い、いつか「奇跡の学校」を夢見ながら続けたら…目に見える変化もあった。それでも教育を変えるのは100年以上かかるので、自分が起こせた小さな変化をや次の人や地元の人に引き継げたらと思う。これからも日本から出来るだけの支援してしてゆきたい。
💙 そこまで自分にさせる原動力は?ネパールの人々の魅力。 温かくてシャイだけど一度打ち解けると第二の家族と思えるくらいになった。村での一日。朝4時起床して朝食のチア(甘いお茶)を飲む。6時に乳搾り。9時にダルバート(スープカレー)と言われる昼ご飯!基本的には自給自足。でも毎日働いても2ヶ月分の米しか取れず買わざるを得ない。豆やとうもろこしも食べる。 学校は10時から3時。生徒は宿題してこなくて家の手伝いと言うが遊ぶ時間は十分!親は朝から夕方まで働く。7時に夕食。1日4〜5食。中尾は農作業もしないので食べたので5キロ太る。太ることが褒め言葉!食事は基本的には外で食べる(寝る以外は外)。8時就寝。
💕 お金がなくても不幸ではないと感じる。大変な生活の中でもネパール人は笑っていて、日本人より幸福度は大きいと思った。先進国で一度も感じたことのないような「幸せの共有」。辛いこともあったのに乗り越えられたのはネパールの人々の笑顔。死ぬまでに訪れてほしい国ランキング1位。エベレストとか登山は大変だけど気楽にトレッキング出来るし、仏陀の生まれた場所も世界遺産になっているし、山だけでなくジャングルで象とか乗れるサファリがあったりいろんな顔を持った魅力的な国。誰もがネパールの愛に魅せられる。ネパールのファミリーと一体感を持った特別なフェスティバルを体験。
📻 放送はInternetで聴けます⇒

🎼Nepalese Wind by A3ek is licensed under a Attribution-NonCommercial-ShareAlike 3.0 International License.
http://freemusicarchive.org/music/A3ek/Childhood/04_a3ek_-_nepalese_wind
posted by nakai at 19:00| 奈良 ☁| Comment(0) | ならどっとFM:ランデヴDEなら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。