2017年02月07日

ランデヴdeなら:岡春樹さんSpain Wineの魅力を語る…

🍷本日は1/26(木)に行われたEU協会のワイン会の様子を放送。講師はランデヴDEならの顧問の岡春樹、アシスタントは榮井布惠。
🍷司会の榮井布惠(アシスタント)の挨拶。本日のテーマ(スペイン・ワイン)の紹介。榮井も4月からワイン会に参加して、この度ソムリエの資格を取得。

🍷スペイン・ワインの歴史、なぜワイン生産国として発展したかを説明する。スペインはヨーロッパで最も古い(3100年前)ワイン生産国。フェニキア人から始まった歴史。カルタゴからギリシャ、ローマ帝国と続く。ローマ帝国が滅びた後、ムーア人がイベリア半島を侵略。イスラム教徒なのでワイン生産は極制限される。
🍷フランク王国(フランス、ドイツ、イタリア北部)ではカール大帝が奨励したこともありワインやビール文化が発展するが、スペインは500年間中断。ムーア人を追い出しスペイン王国が出来、後にイギリス商人がシェリー酒を作りにやってくる(航海時に酸敗しない酒)。スペインは世界帝国を築いたが広大な帝国(太陽が沈む時がないほど)を維持するためにやたら戦争をしたためにワイン産業が発展しなかった。そして無敵艦隊はイギリスに敗れる。
🍷第二次世界大戦後もフランコ将軍が居座ったので復興に遅れるが1975年のフランコの死後スペインは民主化し、ワイン産業もようやく本来の実力を取り戻しワインを輸出する条件も整う。現代では葡萄栽培は世界一だが収穫量はフランス、イタリアに継ぎ3位。北部、地中海、大西洋、内陸部、南部の5つの地方が代表的。
🍷リオハワインが一番有名。ボルドーからワイン技術が移転したこと、サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路にあることという2つの理由のため。リオハと並びトップクラスのワインはプリオラートだが、今回のワイン会では両方味わう。20世紀の最後の25年間でスペインワインは蘇り有力な産地になりつつある(ボルドーの影響)。
🍷乾杯のワインはリアス・バイシャス(スペインで一番有名な白ワインの産地)のアルバリーニョで🍷

🎼George Frideric Handel
Concerto Grosso in A Major, Op. 6, No. 11
Artist: A Far Cry
📻放送はInternetで聴けます⇒
posted by nakai at 19:00| 奈良 ☁| Comment(0) | ならどっとFM:ランデヴDEなら | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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