動き始めたことがあります。
友人の三石さんの奥さんの瑤子先生が京都山科に癌治療を目的としたサンルイ
というクリニックを立ち上げました。
サンルイは、癌治療のベンチャー診療所。研究開発を行うための施設、
先端科学技術を取り入れた施設、新しい医学を目指す人々の熱い事業所。
いっぽうで瑤子さんは20年間ヨーロッパ・アメリカで仕事をし、子育てをし、
生活をしてきたから、国際交流活動には大変協力的だと期待しています

明日の京町家での集まりでも瑤子博士に癌医療の現状と新しいモデルの模索
をお話してもらいます。
もうひとつ、どうして京町家かというと、今回のプログラムの中心にいる
宮下さんが「京都の木造文化財の保全と活用を主眼に置いた新しい観光モデル
の模索」しているということにあります(明日もこのテーマでお話されます)。
現在、日本全国には2万8千件の町家があるといわれ、そのうち2万4千件が
京都にあるといわれています。しかし昨今では毎年1000件もの町家が
メンテナンスの難しさや商業利用の困難さから取り壊され、新築住居や
駐車場に変えられていっております。
百年近く前に建てられた町家を国内外の観光旅行拠点とすべく安宿として
開業し、さらにさまざまな団体と協力しながら新しい観光モデルを模索して
いきたい、というのが宮下さんの思いです。