開いてしまおうと活動中のじゅんです。
今後は町家やそこをつかった観光事業、文化交流に関するトピックを書きこんで
いきたいと思います。
ところで、波頭亮氏と茂木健一郎氏の対談が書籍化された「日本人の精神と資本主義の倫理」
という本を読んでいたのですが、興味深い記述がありました。
この本で書かれるまでも無く日本の都市景観の醜さは酷いものがあります。
京都も例に漏れず、高層建築が景観を壊し、円通寺の借景もいつまでもつかという現状。
日本の美の集積地たる京都の都市景観が全く調和も美も無いというのも悲しい限りです。
日本の代表的な建築家の隈研吾さん曰く、日本のこれまでの近代建築は更地を前提に
してきたとのこと。更地というキャンバスには何を建てても構わないとの前提に立って
建物を造ってきた。
だから他の建物とは相互に関連しないまま、勝手に造られてきたそうな。
それに対して熊さんは「負ける建築」と称して周囲の環境に完全に溶け込んで調和した、
溶け込んで存在が見えなくなるくらいの建築を理想としているそうです。
環境に勝つのではなく負ける建築。
一部、今日の日本家屋や建造物の無秩序さを説明してくれたように思いました。
再構築をしなかったのでは?
やっといま現れた(^_^;)
毎日日課にしているので、今日は休めて助かります。
今度はEU協会の枠組みでやりたいこととか書いて
ください!!