2008年03月04日

ヨーロッパのニュース拾い読みJ

日本の病院、特に公立病院の経営は苦しそうですね。イギリスの病院は高額の駐車場料金を徴収していて、診察に行ったり見舞いに行くだけで1時間あたり千円近い駐車料金を請求されるそうです。しかも、病院の近くにバス停などが少ないので、病院に行くのに車を使わざるを得ない。昨年駐車場料金収入だけで約3億円あった病院もあったそう。

病院と言えば、こんなことが出来るのですか?爆発事故で失明したアイルランドの男性が息子の歯を用いた人工角膜を移植して視力を回復したそうです!理屈はよく分かりませんが、良かった良かった(~_~)

ギリシャ・クレタ島で盗難された大理石の墓石が歩道に転用されていたとか。そりゃあかんやろ!踏まれた続けて磨耗して、大理石の石板に故人の名前が浮き上がって来たために分かったんだって!しかも、こんな不正再利用は今回が初めてではないとか。。。

ルーブル美術館で3月4日に開かれる日仏文化交流のイベントで、京都・建仁寺の風神雷神図屏風(国宝)などの複製画が初めて展示されるとか。デジタル技術を駆使した複製で本物そっくりの評判!今回の交流イベントでは人間国宝の吉田簑助さんらの文楽公演も。

ドイツとルーマニアでは歌舞伎公演です。中村勘三郎さんを中心とした平成中村座が5、6月に。「夏祭浪花鑑(かがみ)」を上演。ベルリンでは世界文化の家、ルーマニアではシビウ国際演劇祭に参加。

ルーマニアと言えば、去年のカンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)受賞したのがクリスティアン・ムンジウ監督の『4ヶ月、3週と2日』。映画の舞台はチャウシェスク独裁政権下にあった87年のルーマニア。望まぬ妊娠をした友人の中絶を手助けする女子大生の緊張感に満ちた1日。ただいま上映中だが、あの河瀬直美監督の上の賞を取ったこの映画、日本での評価やいかに?

映画と言えばフランスですが、ご存知の通り今年のアカデミー賞ではフランスの『エディット・ピアフ〜愛の讃歌』が主演女優賞を含む3部門を獲得する快挙!一方でフランス国内の1200の映画館は国家の支援予算削減案に抗議の意を示すため休館。フランスでは長年文化事業は政策で特別に守られれてきた。映画製作には国家予算が当てられるほか外国映画のテレビ放送枠に制限を設けている。

フランスでは人種差別の問題も。サッカーの試合でサポーターが相手チームのモロッコ人選手に人種差別的な野次を飛ばす。そのチームの主将はハーフタイムに観客席まで上がり、差別発言の張本人に直接説明を求める行為に。冷静に話をしに行っただけなのに主審から警告を受けた。その主審に対してマスコミ等から抗議の声。スポーツ担当相も事態を重く見て、「人種差別事件が発生した場合は、試合を中止すべき」と勧告。

バッハは一番好きな作曲家です。そのバッハの「本当の顔」がドイツで公開?最新の法医学技術を利用して再現。さて、皆さんはどう思われます?僕は少なからずショックを受けました。こちらをご覧あれ。
posted by nakai at 13:07| 京都 ☀| Comment(0) | ヨーロッパのニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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