第2次世界大戦中のベルギーで少女がオオカミに育てられたという話があったのご存知ですか?両親をナチスに連行された8歳の少女がオオカミの群れの一員となってベルギー・ドイツ・ポーランドを3000キロにわたり旅し両親を捜すという。本はベストセラーとなり、映画化もされました。ところが!その本を書いた著者が発表した声明によると、著者自身の両親がナチスに連行され、その後、祖父とおじの家を転々としていただけ、とか!!
次はちょっとしょうもないお話です。イギリスからインドまで人の親切心だけを頼りにして無銭旅行をしようとしていた若者が最初にフランスにやってきたところ、フランス語が話せなくて、この「巡礼」を諦め、イギリスに引き返したというニュースが伝えられてます(それだけの話です!)。当初の計画ではガンジー生誕の地であるインドのポルバンダルまでの約1万5千キロを2年半かけて徒歩で向かうはずだったそうですが…。あまりにも早いリタイヤですね。フランス語を勉強して再び挑戦するつもりだそうですが、フランス語だけでいいんですかね?
スイスという国、ヨーロッパの中ではちょっと異質ですよね?国連には2002年になってやっと加入、EUにはまだまだ入ってなくて、周りのEU諸国との関係が微妙なものとなってます。スイスは税金天国というので税制問題でもギクシャク。人の自由な行き来についても来年スイスで国民投票で問われることになっている。
ところで、現在の在スイスEU大使は日本のEU代表部に籍を置いていたミヒャエル・ライタラー氏。日本通で、東京の大学で国際交渉問題の講義も。
トヨタ自動車ヨーロッパの荒島社長「地球上で飢えに苦しんでいる人々がいる時に食糧になり得るものを燃料に転換することが倫理的に正しいのか」と述べたそうです。バイオ燃料、地球温暖化対策に一役買いそうだったけど、グローバルではこういう問題も出てきますよね。
駐日仏大使のフィリップ・フォール氏は食文化を通じて日本に縁があるかたです。1990年に外務官僚から保険会社に転職、そのかたわら権威あるレストラン・ガイド「ゴー・ミヨー」の社長を「趣味」で務める。日本出張時にはまさに「食べ歩き」。今年その日本に大使として赴任。日仏交流150周年という重要な年に今度は外交の腕を振るわれる。
「フランス版ハリウッド」が作られるそう。リュック・ベッソン監督の提唱でパリ郊外のセーヌ川沿いに2010年にハリウッドをモデルにした「映画都市」が誕生する見通し。6万5千平方メートルにスタジオ9セットや映画学校を設ける構想もあり。
関西大学(大阪府吹田市)はEU域内の研究者らとの交流拠点として「日本・EU研究センター」をベルギーのルーベン・カトリック大学内に開設。現地で10日に開所式をし日本文化を紹介する「ジャパン・ウイーク」を開催。同大はブリュッセルの近郊にあり、日本文化の研究も盛ん。ジャパン・ウイークでは関大客員教授の山田洋次監督の対談や関大能楽部の公演、「豊臣期大坂図屏風」の展示等。