ヨーロッパのいろんな国、大学との交流が進んでいます。このたびはフィンランドの大学と千葉大学。同大と交流協定を結ぶ国立セイナヨキ大学の学長が千葉県知事を表敬訪問しまた。首都ヘルシンキから北西約300キロにある世界の163の大学(!)と交流協定を結んでいて、千葉大との間でも教員や学生の相互派遣を実施。しかし、163の大学か… 多すぎてややこしくない?あるいはこれからは地方大学はそのくらいするべきなんかな?
そのフィンランドから気の長いと言おうか、律儀な話です。南部の図書館から100年以上にわたって貸し出されていた本が返却されたそうです!無事に戻されたのは1902年に出版された宗教月刊誌!フィンランドは人口530万人の小さな国ですが、図書館は900以上あり、しかも館間はネットワークで結ばれています。あー、でも、うちにも長らく貸し出し中の本があるかもな…
「恋愛の国フランス」では性行動の男女差なくなる傾向にあるそうです。国営放送(フランス2)では街角のインタビューを流して、セックスに関する女性の自由な言動を紹介。調査結果によると「パートナーは生涯1人」という女性は1970年では68%、1992年は43%、今回は34%。男性は平均11人、女性は4人のパートナーと肉体関係をもったとのこと。調査機関(Inserm)のナタリーさんは「男性は全ての関係を覚えているのに対し、女性は印象に残った相手やセックスしか覚えていない」とテレビで解説。ただし、性行為の頻度は前の調査と変わらず(月に平均8.7回)。ただし、50歳以上になっても充実した性生活を送っています。でも、なんやかやと言ってそれなりの男女差はありそうですね。
そのフランスで、第一次大戦に参加した最後の軍人が110歳で死去したそうです。第二次世界大戦も遠くなりつつある昨今ですが、第一次は戦争の形を大きく変え、第二次に劣らず悲惨であったと言われていますが、現実の記憶がこうやって遠のいてゆくのですね。
ところで、日本史では江戸時代に鎖国があったというのは常識ですが、それをか見直そうという動きがあります。「鎖国」の言葉そのものを使わない教科書も登場しているそうです。「東アジアのなかで孤立していたわけではない」とか。第一「鎖国」という言葉が登場したのは実は江戸後期で、それまでは幕府的には「鎖国」の概念はなかったそうです。
ヨーロッパに話を戻して、鎖国(?)前日本とのつながりも深かったスペイン(イスパニア)で長年、騒動のタネとなっていたバスク独立派ですが、世論離れで弱体化しているそうです。民族独立派テロ組織「バスク祖国と自由」(ETA)ですが、再びテロを活発化させています。ただ、独立支持派からも厄介もの扱いされているとか。勢力も現在のメンバーは300人ほどで、弱体化の傾向。ヨーロッパでは他にも、北アイルランド、コルシカ島とかで「独立運動」が存在する。
ギリシャでは医学が進んでいたんですね!1800年前の遺体の頭部に脳の外科手術跡が見つかったそうです。ただし、手術を受けた若い女性は術後まもなく亡くなったと見られるとか。
ハンガリーで国民投票がおこなわれ、診察料とか大学授業料が無料に賛成が8割とか!1989年以前の旧体制ではぜんぶ無料でしたが、2004のEU加盟以降、ユーロ導入をめざして公営サービス有料化や値上げを実施してましたが、無料にして財政問題はだいじょうぶなんでしょうか?
マフィアで有名な(?)イタリアですが、「忙しいから」との理由で幹部が間違って釈放されたそうです。シチリアの裁判所の判事が判決理由を書くのを怠ったため、禁固24年の判決を受けたマフィアの幹部らが釈放されて、6年間も自由の身でいるそうです。判事の言い訳:「多忙でした…」。
それと、これ、上の話とは別と思うのですが、同じくシチリアでマフィアのメンバーが太り過ぎで刑務所に入れず「自宅監禁」になったそうです なお、受刑者の体重は210キロです。